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        ETC 2008       Vol.01



2008. 10/26 カーナビ ALPINE NVE-N055V 再起動

       前回に引き続きアルパインのNVE-NV055Vの再起動を紹介します。素人の方は全部メーカー
      に送り再起動していただいた方がよい。メモリーバックアップ電池BR2330は小型のため残量が少
      なく、交換が必要なことと、全部分解し基板を取り出さないと電池の電源が切れないからです。
       本機は2.87Vと残量少ないので市販のCR2330と交換することにし、メモリーのバツクアップ電源
      (写真3のBR2330)を外すして完全にリセットすることにしました。
       まず入力12v電源はバッテリーのマイナスラインを外します。次に本体カバーを外しますが、フ
      ロントパネルが爪になっているので押しながらカバーを後ろに引く(写真1)。CDの取り付けボルト
      を磁石付き+ドライバーで外しCDを外す(写真2)。基板の六角ボルトとコネクター類を外し基板を
      取り出す。
       BR2330のバックアップ電池の−、次に+のハンダを外し取り外す。但し電池交換しないときは
      +は外さない。筐体とダイオードD1の矢印側を数百オウムの抵抗で何回かショートさせる。近くの
      電解コンデンサーの電圧を測定し、電圧の残っているものは前記と同じくディスチャージする。シ
      ョートを外し、このまま24時間置いて、D1の電圧が0V近くになっていれば完了です。
       新しい電池の取り付け又は再度ハンダ付けして元に戻し、再組み立てを行う。車の電源を戻し、
      ナビを起動します。起動後は、現在地点を表示するまでに30分以上掛かりました。GOOD!!!
       

      
写真1 NVE-N055V上カバー外す   写真2 CDを外す           写真3 基板上の作業位置


2008. 10/21 カーナビ CASIO NS-600 再起動

       かなり昔から使っていたカーナビが7月17日まで動いていたがその後突然停止?故障?と思
      いパイオニア製のポータブルのものを早々に購入しました。所が別な車のナビも動作しない?
      同時に二台とも動作しないのは変?と感じてnetで調査したところ、2台とも2008年問題に該当
      していました。メーカーのアナウが不足不足・・・・
       今回NS−600をTELによるメ−カーの指示通り。「コントローラのVIDEOボタンを押しながら電
      源スィッチをONすればリセットされ再起動する。」とのことでした。確かにメモリー内部は消え、カ
      シオ計算機の地図位置に戻ったが、GPSは残念ながら何時間たっても起動しなかった。そこで、
      netの立ち読みからメモリーのバツクアップ電源(写真2のCR2354)を外すして完全にリセットす
      ることにしました。電池が2.5V以下なら交換勧めるが、基板外しやハンダ作業となります。バッ
      クアップ不用ならそのままで良い。本機は3.0Vと残量多いので未交換とした。
       まず入力12v電源は外してから次の作業に進みます。本体カバーを外します(写真1)。CR2354
      のバックアップ電源の+ラインはHP100でハンダジャンパーされているので、これを取り払って
      CP105への電源を遮断します。メモリーへはダオードを介しCP106から入っているので、筐体
      (−側)とCP106を何回かショートさせる。ショートを外し、このまま24時間置くとCP106の電圧が
      0Vになっていれば完全リセット完了です。再度ハンダジャンパーをハンダ付けして元に戻し、再
      組み立て後、メーカーの指示を実行すればナビは起動します。尚起動は、現在地点を表示する
      までに25分掛かりました。バンザーイ!!!
       次回はアルパインのNVE-N055Vを再起動します。


    
写真1 NS-600本体上カバー外す   写真2 基板上の作業位置




        ETC 2007       Vol.01


2007. 3/10 スピードメータ交換 on NISSAN PICK-UP

      DATSUN Pick-up(ダットサントラック ピックアップ)のスピードメータ内のコントローラCPUが故
    障したとき、スピードメータの交換取り付け方法を以下に紹介します。今回の費用は、部品代二万
    円少々で上がりました。当然自前取り付けで工賃(交換費一万円以上)なしです。NissanPick-up等
    への取り付けの参考にして下さい。
     昨年末ダットサントラックのスピードメータが不調なり始めた。室内が暖まってから始動するとFUE
    Lメータ、TEMPメータがOVER、SPEEDメータ、TACHOメータが正常値1/3程度の指示となる。朝一
    番の始動など寒いと正常に戻る不安定な現象が発生した。3ヶ月ぐらい様子を見たり、メーカデーラ
    に聞いたが原因不明。
     デーラーではパネルメータごと全部交換との話が出て交換費用を含めるとかなり費用も嵩みそう
    なので、日産部品販売からSPEEDメータを購入し交換してみました。尚、購入時パネルメータの組
    図をコピーしてくれるので分解の参考になります。
     スピードメータはWIREタイプでなく電気式ですが十万Kmも走っていないのに故障するのは不良品
    なのでは? リコール対象品でないのか?・・・・・・とも思う。
     1週間試乗結果、以前の異常はなくなり正常に戻りました。完!!


1.交換部品
    スピードメータ speedo meter
     ・メーカ  NISSAN
     ・型式   K20061 2SK401
     ・部品番号 24850 2SK601

2.交換作業
     前回のETC取り付けを参考にフロントの下カバー等を外すところまでは同じ、次にメータパネルの
    外カバーを5本のタッピンクを回して外す。それからメータパネルを4本のタッピンクを回してて外す。
    次に透明なアクリルのカバーを上下の爪を押して外し、黒のガードパネルも上の爪を押し開いて外す。
    ガードパネルの爪は折れやすいので注意!(写真1)
     メーターパネル裏の3箇所のコネクターをセンターの爪を押して揺らしながら上に引き抜く(写真2)。
    ハーネスの関係で手が入り難いので工夫して外す。無理な取り出しになっている場合組み立てる時に
    ハーネスの取り出し位置を変えると次回の時楽になります。フィルム基板コネクターのカバーを上に上
    げて、フィルム基板コネクターの両端を持って手前に引くとフィルム基板が緩み外せます(写真3)。
     最後にスピードメータは4本ネジを回して外します。組み立てはこれを逆に実施してください。尚、フィ
    ルム基板が少し変形しているのでコネクターに正しくセットし難いので注意しましょう。


      
写真1 メータパネル本体       写真2 ハーネスとコネクター     写真3 フィルム基板コネクター



        ETC 2006       Vol.01


2006. 4/22-29 ETC取り付け on TOYOTA グランビア

      ETC(Electronic Toll Collection System )をTOYOTA GRANVIA(トヨタ グランビア)1995(H7)
     年式に取り付け方法を以下に紹介します。ETCメーカは、DATSUN Pick-upと同じく Panasonic
     CYET900D アンテナ兼スピーカ分離型です。
     5/26に常磐高速道路を試走した。ETCから深夜割引30%引きの料金の案内があり、なかなか
    でした。2回目なのでドキドキ感はありませんでした。ゲートのノンストップは一人だと大変楽です。


1.取り付け位置(添付されている取り付け説明書も参照のこと)
     ・コンソールは全体的に円味があり、取り付けるスペースが殆どない。しかたなく、センターコンソー
      ルBOX右カバーのサイドに上向きで、暖房の風が直接本体掛 かるのを避けた設置、本体写真7
      参照
     ・アンテナ兼スピーカ写真3参照 フロントガラスでセンター付近シヤーシより20mm下


2.配線
 2.1 ETC本体
     ・under cover 外し(removal) :両サイドのretaining screwsを2本外し、左右2個づつの固定ピンを
      持ち上げる様にして外す。
     ・wiring : 予備コネクター(reserved connector ラジオの裏辺りにある。下記2.3項参照)を使用、今回
      の場合既にNAVI、FOG LAMPのconnectorに使用中のため、別に分岐connectorを作り、長いETC
      付属電源ケーブルも短く切って配線しました。但し、アンテナ兼スピーカケーブルは特殊なので切
      らないこと。

 2.2 アンテナ兼スピーカ
     ・wiring : バックミラーの後ろに貼り付けたアンテナ兼スピーカのケーブルは、写真3に示すフロント
      ガラスとシヤーシ間の5mm位の隙間をはわせダッシュボードまで持ってきて右サイドを通し>under
      cover内に入れ、本体に接続します。余分なケーブルはセンターコンソールBOXとその右カバーの
      隙間に巻いて入れます。


  Etc06_11
 写真7 本体位置

 2.3 予備コネクター(reserved connector)の配線図、位置
    ・予備コネクターは市販の4Pコネクターに合うものが使用できます。下記結線図参照のこと
    ・コネクターの有る場所はセンターBoxの上、オーディオの右裏辺り(紫矢印→)にあります。


  Etc06_14  Etc06_15.jpg
 Wiring diagram No.2             Location 

2006. 4/8 ETC取り付け on NISSAN PICK-UP

      ETC(Electronic Toll Collection System )をDATSUN Pick-up(ダットサントラック ピックアップ)
    1997(H9)年式に取り付け方法を以下に紹介します。ETCメーカは何社かあるが何れも取り付け
    配線は同じです。今回の費用は、リース制度を利用(助成金があり5250円安くなる)したのでセット
    アップ(書き込み)費込みで8000円で上がりました。当然自前取り付けで工賃(通常取り付け費5-
    6000円)なしです。Nissan Pick-upへの取り付けの参考にして下さい。


1.ETC
     ・メーカ  Panasonic
     ・型式   CYET900D アンテナ兼スピーカ分離型


2.取り付け位置(添付されている取り付け説明書も参照のこと)
     ・本体写真1参照 ハンドルの左下の下カバー凹部に取り付け
     ・アンテナ兼スピーカ写真3参照 フロントガラスでセンター付近シヤーシより20mm下


3.配線
 3.1 ETC本体
     ・under cover 外し(removal) :初めハンドル(steering)下のコラムカバー(column cover)の5本
      ボルト(retaining screws)を外し、column coverを外す。次に写真1、2の白矢印のボルトを外
      し(チョークノブは外さなくて良い)、under cover下側を少し手前に引き、under coverを持って赤
      矢印の所にある5個の固定ピン全部を同時にハンドル側に引きundercoverを外す。
     ・wiring : 写真4に示す紫矢印の予備コネクター(reserved connector ハンドルの近くにある)
      の次項3.3項配線図に示すラインからタップスライス等によりバッテリーB+、アクセサリーACC
      の電源を取る。今回は、B+を圧着端子、ACCをハンダ付けで取り出し、別の黄色矢印connector
      を取り付け、ここにETC電源ラインを取り付け説明書に従って接続した。
        アースグランドは近くの共有金具のアース端子を使用した。このアース端子はfuse
      Boxの直ぐ左側にあります。この金具にも予備のcconnectorがある使用しない。本体側へはcon
      -nectorを差し込むだけで完了です。ケーブルは長めなので丸めて結束バンドで固定して下さい。
       注意!バッテリーの−端子は外してから実施してください。


 3.2 アンテナ兼スピーカ
     ・A ピラーカバー 外し(pillar cover removal) :初に示すめ右側の天井側からピラーカバーを剥がし、
      plastic pin 2本を剥がすように外し、最後のC型pinを少し上側にカバー を引くようにして外す。
     ・wiring : バックミラーの後ろに貼り付けたアンテナ兼スピーカのケーブルは、写真3に示すフロント
      ガラスとシヤーシ間の5mm位の隙間をはわせピラーカバー内部を通します。ここにはルームランプ
      関係のハーネスも通っています。次に写真2に示す水色矢印からunder cover 内に入り、電源ケー
      ブルと結束し、写真1のETC本体に専用のconnectorで接続せれます。フロントガラスの傾斜10〜50
      度以内で、電波反射、吸収のないもの又そのような場所であること。


  DTetc06_1.jpg  DTetc06_2.jpg
写真1 本体位置            写真2 アンテナ兼スピーカハーネス

  Etc06_5.jpg  Etc06_3.jpg
写真3 アンテナ兼スピーカ      写真4 connectorアセンブル


 3.3 紫矢印→のコネクター(connector)の配線図
       一部不明なラインがありますが、今回はアンダーラインのACC、Bat.12vを使用、アースは近くの
     シャーシchassisを使用(写真5の緑矢印)


  DTetcWd06_1.jpg
  line/base colore Pk:pink Rd:red Gr:green BL:blue Bk:black Ye:yellow Wh:white Bw:brown Pp:purple

 3.ETC本体取り付け、動作、実走行確認
    写真1のように、ETC本体取り付け金具を付属の両面テープでunder coverの凹部に貼り付ける。
   本体下部と金具にマジックテープを貼り、電源とアンテナ兼スピーカケーブルのconnectorをETC本体に取
   り付ける。金具の凸部にETC本体を引っかけ、マジックテープ部で止める。マジックテープを使用したこと
   によりETC本体とunder coverの取り外しを容易にし、ハンドル回りのメンテナンスを確保しました。この点
   取り付け説明書と異にしています。
    key ONでACCにし音声案内確認、同じくETC card を使って音声案内確認を確認で完了。後は実走行
   のみ、追って追記します。
    5/21に常磐高速道路を初めて使ってみました。朝5時なのゆっくりゲートに入り停車できる。
  速度で進とゲートがスット上がる。音声案内はなく、通過後ピートなっただけ。出口で速度を落としゲートに
  入るとまたまたゲートがスット上がり、音声で料金の案内があり無事通過でーーす。これで、安心しました。





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        SONOTA 2006       Vol.01









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